「学生生活とストレスに関するアンケート」結果公表/The Results of the Questionnaire about Your Student Life and Stress
The introduction and summary are also written in English.
東京大学ピアサポートルームは、学生どうしが互いに支え合うキャンパスをめざして2015年4月に発足した大学の公式組織です。本を通して交流する「ブックサロン」やアートを通じて他者とつながる「ぴあサポゆるっと ART WORKSHOP」などのイベントを開催しています。
ピアサポートルームの「ストレスチェックチーム」では、普段行っているストレス啓発の活動の延長として、2020年度より、コロナ禍での東大生のストレスの実態を探るアンケートを行ってきました。2023年度にかけて平時回復が進んできたことから、今年度は、幅広く東大生の学生生活とそこで生じるストレスに関して調査することにしました。
アンケートは2023年4月19日から5月7日の期間にGoogle Formを使って実施し、371名の学生からご協力をいただきました。
アンケートの結果公表を通じて、「日々どのようなストレスを感じ、どのように対処しているか」という情報を共有することで、新しいストレス対処法のヒントを見つけ、自身が普段行っている対処法を見つめ直す機会にしていただけたら幸いです。
The Peer Support Room (PSR) is a division of UTokyo Center for Research on Counseling and Support Services. This office offers various student support activities such as Book Salon and ART WORKSHOP. Student peer supporters who are certified through the official training programs promote mutual aid activities on campus.
We, Stress Check Team in PSR, carried out a questionnaire targeting UTokyo students once a year from 2020 to 2022. It was about the impact of COVID-19 and was conducted as part of a stress awareness initiative. This year, as the situation around COVID-19 changed and calmed down, we conducted a survey about student life and stress instead.
The survey was done from April 19 to May 7, 2023, with Google Forms, and we received responses from 371 students. We hope you rethink what you usually do and find a clue to deal with stress from the results and related information.
【アンケートの概要/About the survey】
実施主体:東京大学相談支援研究開発センター ピアサポートルーム
回答方法:Webフォームへの回答(https://ut-psr.net/2023/04/13/stress04/)
実施日:2023年4月19日~2023年5月7日
回答呼びかけ:ピアサポートルームHP・SNS、UTokyo Focus(東大HP)、UTAS(学内ポータル)掲示板、教養学部前期課程HP、新領域創成科学研究科のメーリングリスト
回答件数:ECCSクラウドメールアカウントを持つ東京大学学生(大学院生・留学生を含む)から371件
質問項目:2023年度学生生活とストレスに関するアンケート.pdf
Investigator: Stress Check Team, UTokyo Peer Support Room
Method: a questionnaire with Google Forms
Period: from April 19 to May 7, 2023
Target: UTokyo Students, including graduate or international students
Public relations: website and social media of PSR, UTokyo Focus, UTAS, etc.Number of respondents: 371
List of questions: Questionnaire about your student life and stress.pdf
【目次】
1.主な結果
回答学生のおよそ8割が日常的に悩みを抱えており、内容は学年ごとに差はあるものの、勉学・研究や将来の進路・生き方に関するものが多く見られました。自由記述では人間関係に関する悩みも多く挙げられました。
悩みの相談先は親族や大学内外の友人が多かった一方、学内の相談機関の割合は低く、誰にも相談しなかったケースも多くありました。相談の内容別に見れば、悩むとした人の少ない内容について相談されないことが多いようです。悩む気持ちに蓋をしていたり、問題を抱え込んでいる可能性があると思われます。なお、新型コロナウイルスに関する悩みはあまり見られませんでした。
ピアサポートルームとしては、同じ学生に相談しやすい勉学や進路に関する場を用意するとともに、自分の性格、心身の健康、対人関係、性・恋愛・結婚といった相談しづらい悩みを掬いあげたり、学内の相談機関につなげたりする活動に取り組むことが重要になると考えます。
また、調査では女性よりも男性の方が悩みを相談しない割合が高いことが示されました。誰でも相談していいのだと思える環境を整えていく必要があります。
ストレス解消法については、寝る、食べる、体を動かす(運動・散歩)、人と話す、ゲームをするといった回答が見られました。
ソーシャルサポートについては互恵性(受ける量と与える量が等しいこと)が見られました。「情報的サポート」が多く確認できる一方で、「所属的サポート」は比較的小さい値となりました。ピアサポートルームとして、「所属的サポート」を増やしていけるような、居場所づくりに取り組んでいく必要があります。
ピアサポートルームの認知度は高かったものの、活動内容を正しく伝えられていないという課題も明らかになりました。大学に必要な支援としては、情報のアクセシビリティを改善してほしいという声や、交流の機会が欲しいという声がありました。こうした課題・ニーズに対応していくことも大切になります。
Approximately 80% of students who responded had worried about something in a month. The causes of worries were different by grade, and many of them were related to academics or how they lived in the future. In the additional comments about worries, personal relationships were also mentioned.
The category of a person whom they had asked for advice or had discussed the worries with were often parents, siblings, partners, friends, seniors, or juniors within/outside the university. However, they didn’t really deal with the worries by using counseling services provided on campus, and also some didn’t consult with anyone. Males consulted less than females, which was consistent with other research. Contrary to our last survey, few worries related to COVID-19 were seen.
Activities to relieve stress were mentioned variously, for example, sleeping, eating, walking, talking, and playing games. We found reciprocity in social support. Informational support was seen much, and companionship support was seen little relatively. PSR was well-known to some extent, but the activity details tended to be misunderstood. It became clear that respondents demanded improvement in accessibility to information or opportunities to interact with the university.
We, as peer supporters, are required to work on the issues above. For instance, we have held an event expected to provide students with a place to relieve their stress and have cooperated with other services on the campus. We can tackle the situation in part by continuing and improving them.
2.項目ごとの結果
1.学年
学部生から博士課程まで幅広い方が回答してくださいました。特に、学部1年生が最も多く、ついで修士1年、学部3年の方から多く回答をいただきました。
2.留学生
回答のあった370名のうち、36名(9.7%)が留学生でした。
3.性別
回答者の内訳は男性が55.4%、女性が39.1%、「その他」または「回答しない」が5.5%でした。東大在籍者の女性比率が3割に満たないことを考えると、前回の結果と同じく、比較的多くの女性が回答してくださったと言えそうです。
4.居住形態
最も多かったのが42.8%の一人暮らしで、ついで実家は41.7%でした。寮が10.0%で、その他は5.4%でした。昨年度は実家が最多でしたが、今年度は一人暮らしの割合が増加しました。
5.過去一ヶ月で悩んだ頻度
「ときどき悩むことがあった」が41.0%で最も多く、ついで「よく悩むことがあった」が38.0%でした。多かれ少なかれ、8割程度の人が何らかの悩みを抱えていたことが推察されます。性別間では大きな差は見られませんでした。
6.学年別の悩み
6-1.学部1年
学部1年生からは69件の回答がありました。授業や履修への不安、人間関係も含めた新生活への適応に悩みを抱えることが多いようです。具体的には、情報収集やスケジュール管理に大変さを感じているという回答が見られました。
このような回答になったのは、アンケートが4月中旬から5月にかけて行われ、履修決定の時期に重なっていたことが大きいと思われます。
6-2.学部2年
学部2年生からは27件の回答がありました。引き続き履修に対する悩みもありつつ、課外活動や人間関係に関する悩みが大きく見られるようになりました。大学生活に一定程度慣れた上で、どのように進展させていくか、という悩みなのでしょう。
また、「進路」についても多く見られました。進学選択を前に、どのようなキャリアを歩むべきか考える人も多いのかもしれません。
6-3.後期課程(学部3〜6年)
後期課程(学部3〜6年生)からは67件の回答がありました。進路と人間関係が悩みの中心のようです。就職活動や大学院進学・留学に関する悩みが多く見られました。そのほかには、3年生からは後期課程の環境への適応に関する悩み、4年生からは卒業研究に関する悩みも多くありました。
6-4.修士課程
修士課程の学生からは78件の回答がありました。中心となる悩みは研究に関するものでしたが、日常生活に関すること、就職活動、人間関係(コミュニケーション)など、様々な悩みがあるようです。
6-5.博士課程
博士課程の学生からは37件の回答がありました。修士課程の学生よりも研究に関する悩みが顕著で、その進捗に関するものが多いようです。ほかに将来に関する悩みもありました。
全体としては、学年によって悩みの中心は変わるものの、人間関係や人生設計に関するものは共通して見られました。それぞれの学年での悩みに応じた効果的な支援も求められるといえます。
7.内容別相談相手
7-1.「勉学・研究」
過半数が「大学内の友人や先輩・後輩」に相談をしていると回答しました。それについで、「親や兄弟姉妹」、「大学外の友人や先輩・後輩」がそれぞれ2割を超えています。「特に悩まなかった」人は比較的少ない値となりました。学業に関する悩みは多くの人が抱えているようです。
7-2.「将来の進路や生き方」
「親や兄弟姉妹」や「大学内の友人や先輩・後輩」が3割を超えています。回答数が多くありながら、「勉学・研究」に関する相談よりも回答の分布が広がっています。「将来の進路や生き方」は多様に解釈されうるため、相談の機会も多かったのかもしれません。一方で「特に悩まなかった」という回答もありました。
7-3.「対人関係」
対人関係については3割程度の人が「特に悩まなかった」と回答しました。「誰にも相談しなかった」も多く、相談する場合は身近な人が多いようです。
7-4.「経済的な状況」
多くの人が「特に悩まなかった」と回答しました。それを除くと「親や兄弟姉妹」が最多となりました。
7-5.「心身の健康」
前の設問と同じく「特に悩まなかった」が最多となりました。ついで「親や兄弟姉妹」「誰にも相談しなかった」の順になっています。
7-6.「自分の性格」
この設問についても「特に悩まなかった」が最多となりました。傾向としては設問7-5の「心身の健康」と似た分布をしています。
7-7.「性・恋愛・結婚」
自由記述やピアサポートルームが他の場所で行っているアンケートでは恋愛に関する記述がしばしば見られましたが、ここでは「特に悩まなかった」の割合が高くでました(。また、相談する場合の最多は「大学外の友人や先輩・後輩」となりました。
7-8.「新型コロナウイルスに関連すること」
7割程度が「特に悩まなかった」と回答しました。コロナ禍での調査ではストレスを感じる人の割合が大きかった(参考)だけに、平時回復が進んだことが伺えます。
「5」でおよそ8割の人が「ときどき悩むことがあった」ないし「よく悩むことがあった」と回答したのに対し、具体的な項目では「特に悩まなかった」という回答が多く見られました。項目に当てはまらないような漠然とした悩みも多いのかもしれません。悩んでいることとしては「勉学・研究」「将来の進路や生き方」が顕著でした。
逆に相談相手ごとに悩みを分析すると、「親や兄弟姉妹」では「経済的な状況」が、「恋人・パートナー」では「性・恋愛・結婚」が、「大学外の友人」では「対人関係」が他よりも高い割合となりました。「大学内の友人」と「大学の教職員」では「勉学・研究」が大きなウェイトを占めました。「学内の相談機関」では「心身の健康」「自分の性格」という悩みが他よりも高い割合を占めました。
各項目では、悩みがあっても「誰にも相談しなかった」という回答が目立ちました。相談しない内容を分析すると、「自分の性格」「心身の健康」「対人関係」「性・恋愛・結婚」がいずれも16%ほどと高くなりました。誰かに相談することがいつもベストだとは限りませんが、必要なときに、抱えている悩みを誰かに相談できるような環境を整えていく必要があるでしょう。利用が比較的少なかった、学内の相談機関を利用するハードルを下げることも有効かもしれません。
8.性別ごとの相談相手
それぞれの相談相手について、相談した割合を女性と男性で比較すると、多くの項目で女性の方が高い割合を示しました。「誰にも相談しなかった」「特に悩まなかった」については、男性の方が高くなりました。「勉学・研究」においては差は小さいですが、「対人関係」では、「恋人・パートナー」で8.8ポイント女性の方が高く、「誰にも相談しなかった」で6.7ポイント男性の方が高くなりました。表としては省略していますが、こうした傾向は悩みの種類に関係なく見られます。女性の方が他者に相談し、男性は誰にも相談しない、という傾向がありそうです。
9.ストレス解消法
ストレス解消法については、寝る、食べる、体を動かす(運動・散歩)、人と話す、ゲームをするなどが多く見られました。
2020年に行われたピアサポートルームの調査では、コロナ禍でのストレス解消法として、運動、散歩、友達との関わり、動画等の鑑賞といったものが挙げられていました(https://ut-psr.net/2020/07/07/stress02/)。多少の差こそあれど、平時回復にあってもストレス解消法に大きな変化はなく、上記のストレス解消法が広く受け入れられているのではないかと考えられます。
10.ソーシャルサポート
対人関係から得られる手段的・表出的援助(もっと簡単に言えば、周囲から得られる助け)のことを「ソーシャルサポート」と呼びます。アンケートにおける「あなたの周囲に、以下のような人は何人いますか」「あなたには、以下のようなことを行う相手が何人いますか」という問いは、このソーシャルサポートに関する設問となっていました。
今回は、質問紙の5つに分類したソーシャルサポートのそれぞれについて、人数を合計し、ソーシャルサポートの入手・提供の量として分析を行いました。
入手の平均は14.0、標準偏差は5.6、提供の平均は14.7、標準偏差5.8となり、その間には正の相関が確認できました。つまり、ソーシャルサポートを受けている人ほど、自ら他者にソーシャルサポートを与えているということになります。
個々に見ていくと、ソーシャルサポートには以下の5種類があります(説明は大雑把な物です)。
評価的サポート:適切なフィードバックを与える
道具的サポート:お金や物を貸す
情緒的サポート:励ましたり、慰めたりする
情報的サポート:必要な情報を与える
所属的サポート:一緒に余暇を過ごす
回答を平均して見ると、入手(Min:0 Max:4)では、情報的サポートの値が一番高く(M=3.0, SD=1.3)、所属的サポートの値が一番低くなりました(M=2.7, SD=1.3)。提供(Min:0 Max:4)では、道具的サポートが一番高く(M=3.2, SD=1.3)、ついで情報的サポート(M=3.1, SD=1.3)、最低は所属的サポート(M=2.5, SD=1.5)となりました。
ソーシャルサポートはストレスに耐える能力や人生の課題への対処に関係していると言われています。ピアサポートルームではこうしたソーシャルサポートのひとつとなることを目標に活動していますが、特に所属的サポート、つまり居場所をつくっていくような取り組みが今後も必要となると考えられます。
11.ピアサポートルームについて
今回の調査ではピアサポートルームの認知・利用についても調査しました。
ピアサポートルームを知っているのは8割弱、活動内容まで知っているのが38.6%、利用したことがある人は5.7%という結果となりました。
どこでピアサポートルームを知ったのか、ということについては、「入学・進学ガイダンス」が最多で、「UTASの掲示板」もほぼ同数でした。入学や進学の際にリーフレット「ささえあいのキャンパスを目指して」が配布されていたことや、イベントの広報でUTAS(=学内ポータル)が利用されていることが一因と見られます。
「活動内容は知っているが、利用したことはない」のはなぜか、という記述の分析からは、ピアサポートルームの活動内容を正しく伝えることができていないという問題が明らかになりました。例えば、「自分には必要ない」「他の機関を利用している」「相談することがない」という意見からは、ピアサポートルームが相談機関だと認識されていることが窺われます。しかし、実際には相談型のイベントは(現在のところ)年に1回開催される「意識ふつう系相談会」しかありません。私達ピアサポートルームは学生どうしが互いに支え合うキャンパスをめざして活動しており、普段の活動の中心は交流イベント(+情報発信)です。私達の活動をもっと広めていくための取り組みが今後の課題と言えます。
また、「関心を持てない」「時間が合わない」「内実がわからず不安」という声もありました。こうした点を解消するためにも、今後のイベントの企画や広報を工夫していきたいと考えます。
12.大学に必要な支援
2022年に行われたピアサポートルームの調査では、授業形態(オンライン授業)に関する声、交流の機会を増やすべきだという声などがありましたが、今年度の調査では授業形態に関しては数件見られただけでした。対面授業が前提となったことが背景にあるのかもしれません。
多くみられたのは、専門家に相談するほどではないが悩んでいることを気軽に話せる場所が欲しい、オンラインですぐに相談できるところが欲しいなど「もっと気軽に相談できる場所がほしい」という声や、履修や進学選択についてより広くわかりやすい情報発信をしてほしい、各種手続きの具体的支援をしてほしいなど「履修登録や手続きに関する支援」、経済的支援の制度拡充、留学や院試、就活にかかるお金の支援など「経済的支援」を充実させてほしい、といった声でした。また、サークルや研究室の性差別をなくしてほしい、女性研究者や障害学生への支援、周囲と違うことで生きづらさを感じている学生への支援など、D&I環境の整備をもっと進めるべき、といった声がありました。
そのほか、昨年度に引き続き学生の居場所や交流機会を増やしてほしいという意見が多くみられました。ピアサポートルームでは、学年や専攻を超えて東大生同士が交流できる様々なイベントを開催しています。引き続き、東大生が安心して過ごせる居場所づくりや交流促進のイベントを実施するとともに、すべての学生にそれらの情報が届くよう広報活動を充実させていきたいと思います。
3.ピアサポート活動の紹介
ピアサポートルームでは、研修を受けてピアサポーターに認定された学生が、専門家のスタッフから助言を受けながら広く全学に支援を届ける活動をしています。大学は自由な場所ですが、そのぶん人間関係が希薄になりがちで、友人をつくったり相談をしたりすることが難しいところがあります。「大学生活で不安を感じたとき誰かに打ち明けたり頼ったりできる」「誰かが困っているときそれに気づいて声をかけてくれる人がいる」、そのような大学のあり方を私たちは「支え合いのキャンパス」と名づけ、その実現に向けて活動しています。
具体的な活動にあたっては、以下の6つの点に寄与することを目指しています。
1.心身の健康
2.居場所づくり
3.人とのつながり
4.役に立つ情報の交換
5.自己理解の深化
6.多様なものの見方の獲得
ピアサポートルームが実施しているイベントには「よもやま語らいゼミ」(テーマにそって語り合うイベント)「上映会」(映画を上映し意見交換するイベント)といったものもあります。HPやTwitter、LINE公式アカウントでイベント告知を行っていますので、是非チェックしてみてください。
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東大には各種相談機関があります。ピアサポートルームでは「相談機関ガイド」という、各種相談機関がどんなところかインタビューした記事も公開しています。よろしければご覧ください。
相談機関ガイド:https://ut-psr.net/counselingguide/
「自分には必要ない」と思っている人こそ、こうした情報に触れてみるといいと思います。必要なときほど頼るのが難しくなることもあります。普段からどこでどんな支援を受けられるのか知っておくことが、自分にとっての助けになるかもしれません。
相談機関ガイドでも「あまり迷わずに精神的に辛いときに受診してください」(精神保健支援室)、「『こんなこと人生ではじめて』と気づいたとき、誰でも[利用してほしい]です」(学生相談所)といった声がありました。気になった時に気軽に利用できるよう、まずは「知る」ことから始めてみませんか。
相談窓口一覧:https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/services/m01.html
相談支援研究開発センター:https://dcs.adm.u-tokyo.ac.jp